■自作ジグを作ろう! [石膏型でメタルジグを作ってみよう編]
こちらのページは、石膏型を使用して自分だけのオリジナル ジグを製作する方法をのご紹介しております。石膏の代わりに耐熱シリコンで型を製作する方法もありますが、コストを追求する為、あえて石膏を使用しました。この方法ですと、ジグ1本の材料費は200〜300円程で製作可能です。さあ、貴方もオリジナル ジグの製作にチャレンジしてみませんか?! 一味違ったジギングワールドを体験できますよ。 SPECIAL THANKS! 自作ジグ製作にあたり多大なご指導を頂きましたegi-makiさんには、本当に感謝致します! 浜ちゃんさん運営のH/P [WATER GAME]も参考にさせて頂き、ありがとうございました。耐熱シリコン型でのジグ製作の詳細が掲載されております。 (注意: 鉛の溶解温度は300℃と高温となります。くれぐれも、やけど等ケガをされないよう十分に気を付けて下さい。なお、ジグ製作に於いて、ケガ等されても、当H/Pでは一切の責任を負いかねますので、予めご了承下さい) |
たとえ想像通りに動かないジグが出来ても、自作ジグでターゲットの魚をゲットすれば、この上ない喜びがあるでしょうね。 |
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バルサ材、カッターナイフ、彫刻刀、4φ程のアルミ棒、板きれ、ステンレス線(φ0.9-1.1)、ラジペン、ニッパー、紙ヤスリ #7〜9工程: 石膏(2Kg/約500円)、板きれ、紙ヤスリ、彫刻刀 #10〜14工程: C型クランプ、板きれ、鉛、鍋、軍手、ラジペン、ニッパ、ヤスリ #15〜16工程: 塗料(マニキュア、スプレー、タッチアップペン等)、フォログラムシート、目玉シール、ウレタンコート、瞬間接着剤 |
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2.ジグマスターの、前後にU字型にしたステンレス線を埋め込みます(フックアイ)。 3.メス型を製作する板きれを2枚同サイズにカットして、2枚を重ねて、フックアイのセンターに、ドリルで貫通穴を開けます。 (ポイント:必ず垂直に貫通穴を開けること。貫通穴は位置決めピン用に使用する為、ずれると良い型が出来ません) 4.ジグマスターを、板きれの半分まで埋まるよう、彫刻刀で板きれを削ります。 5.位置決めピン用のφ4程度のアルミ棒を、15mm程度にカットし、先を半球状にヤスリで削ります。 |
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2.ステンレス線(φ0.9−1.1位)を適当な長さに切り、アルミ棒に巻き付けてフックアイを製作します。(こうすると均一な長さのフックアイを大量に作れる) |
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(少々隙間があっても大丈夫。精度は不要) 2.ジグマスターのフックアイに、位置決めピンを挿入する。 (ピンは、ジグマスターの上面から、5mm程度飛び出す程度で良い) |
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2.水で溶かした石膏を、6.(1)工程で製作した枠に流し込みます。石膏の厚みは、10〜15mm程度でOK。 3.20〜30分間そのまま放置後、板きれの枠を外す。(石膏型が反面誕生しました) 4.上記1.2.3.の同じ要領で、もう1面(反対面)の石膏型を製作します。 |
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乾燥は5日ほどかけて十分行った方が良いと思います。 |
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2.サンドペーパーを、平らな机に置き、型の内側を研磨します。 (ポイント:この作業は重要です。型の面を平らにし、上型と下型が隙間無く密着する事が、ジグ成型に大きく影響します) 3.写真の真ん中のV字型の部分が、鉛を流し込む湯口となります。彫刻刀で型を合わせたとき円錐型になるよう削り、紙ヤスリで仕上げる。 4.写真の左右の穴が、空気穴です。彫刻刀で削って下さい。 (ポイント: 空気穴の位置は、ジグの一番端になるようすること。途中に付けると、鉛が先端まで流れません) 5.位置決めピンを挿入して、フックアイを装着します。 |
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(ポイント: C型クランプで固定する際、きつく絞めすぎると、大事な型が割れてしまいます。また、鉛を流しやすくする為、水平になるよう設置して下さい) |
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2.鉛全体が溶けた時点で、弱火にして湯温調節をします。 注意: 鉛の溶解温度は約300℃と高温になります。火傷をしないように十分に注意して作業して下さい! 鉛は、東急ハンズとかに売っているインゴット(約2Kb/約1100円)を買うか、釣具屋さんで300号分(約1.1Kg/400円前後)入った重りを購入します。 |
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2.鉛を流し込んでから、10秒程度で硬化が始まります。 注意: 流し込む前に、空気穴を乾いたタオルで被せて、湯口もなるべくタオルが被さるようにして下さい。型の中で鉛が沸騰したり、型が熱によって割れた際、鉛が飛び出す事があります。十分注意して下さい! 3.硬化したら、成型されたジグを水に漬けて焼き入れ(強度アップ)を行います(5秒程度でOK)。 |
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9.(4)項の作業で、型の内面の平面が出て居らず、上型と下型に隙間が出来た場合、そこから鉛が流れ出し、空気も入り込む事によって、ジグは巣だらけになって、うまく成型されません。 型の平面を出すことは重要なポイントとなります。 |
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(ポイント: ジグにあいた小さな穴は、ハンダゴテでハンダを流すと穴を埋めることが出来ます) |
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(ポイント: 私は蛍光色の色を出すために、下地に白を塗り、その上に蛍光色を塗装しています) お得な情報: フォログラムシートは、釣具屋さんにも売っていますが、100円ショップでも手に入ります(かなりお得ですよ)。 |
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あとは、海に行っておもいっきりシャクって下さい。 釣れると良いですね・・・・GOOD LUCK! |